2019年の作品をご紹介します。
今までで一番大変だった作品は?
と聞かれると、これだと答えています。
参考にした色打掛
![](https://sunahara-kaiedou.com/wp-content/uploads/2023/01/80450E5E-02C7-43BC-A37D-A268B45F2A3F-576x1024.jpeg)
総絞りの生地の上に、箔で市松模様が表現されています。
![](https://sunahara-kaiedou.com/wp-content/uploads/2023/01/6E43A283-40A3-4C5A-B6A7-13D2BC513649-1024x683.jpeg)
更に、その上に鶴や花の刺繍という、大変手の込んだ一着です。
オーダーはInstagramがきっかけ
「以前からインスタグラムで素敵な作品を拝見しており、いつか私も使用したいと考えておりました。」
とお問い合わせいただきました。
ここ数年はインスタを見て、とのお問合せが多いです。
私もよく、色打掛や日本髪を見てはうっとりしています。
完成した貝合わせはこちら
![貝合わせの和風リングピロー](https://sunahara-kaiedou.com/wp-content/uploads/2023/01/D6974E98-0D50-4DF7-BB0A-220772646155-1024x1024.jpeg)
デザインが思い浮かんだ時、描くのは大変だろうけれど、この貝合わせを見てあの衣装を思い出せるように……と、ひたすら◇を描いたのを覚えています。
![貝合わせの和風リングピロー](https://sunahara-kaiedou.com/wp-content/uploads/2023/01/1567F624-6850-45BD-A7A3-368E752EEACE-1024x1024.jpeg)
クッションはリバーシブル。
貝合わせも、外側にも文様が描けます。
天然の縞模様を邪魔しない控えめな絵付けで、内側に描ききれなかった菊と桔梗を。
「花嫁の貝合わせ」は、式後も花嫁衣装を思い出せる和風リングピローです。
貝合わせというと、金色で花鳥などが描かれたものをイメージされると思います。
花嫁の貝合わせは、小さなスペースに運命の衣装を詰め込んだ和風リングピローです。
細密に手描きするため、年間数件の受付ですが、花嫁様と相談しながら作り上げていきます。