作品紹介

人生の節目で着た着物を貝合わせに【和風リングピロー】

2017年の作品をご紹介します。

オーダー内容

「神前式で使用するリングピロー、なかなかピンとくるものがなく、指輪の箱のまま挙式しようと思っていた矢先に、こちらの貝合わせのリングピローを見つけました。

これまで見たことがない美しさで、デザインも斬新でした。挙式後も飾って眺め続けたいと強く思いました。」

そんなメッセージとともにオーダー下さった花嫁様。

幼少期の着物、成人式の振袖、そして花嫁衣装の文様を組み合わせたデザインをご希望でした。

参考にした衣装はこちら

色打掛

「殿様みたいで気に入っている」と仰っていた、とても豪華な黒地に格子柄の色打掛。

花車に扇面文様、蝶などが描かれています。

格子柄の色打掛
格子柄の色打掛

成人式の振袖

叔母様の振袖だそうです。とても気に入っているとのことで、この振袖の梅か南天を描いて欲しいとのことでした。

叔母様の振袖

幼少期のお着物

お宮参り、七五三とお召しになられたそうです。

2017年時点で34年前のものだと仰っていました。

今は見られないデザインでとても可愛いですね。

34年前の産着

完成した貝合わせのリングピロー

こちらは旧型で、この頃はクッションに接着していました。

貝合わせのリングピロー

一見、色打掛のままのようですが、よく見ると蝶は産着の蝶もいます。

ご希望通り振袖の南天を。

扇面の中の紅葉も実は振袖から持ってきました。

貝合わせの和風リングピロー

大きい方の蝶の左側の青海波の柄は、振袖の帯からの柄を描きました。

こうして色々と、出来る限りの文様を潜ませます。

そして、貝の外側は産着のベースカラーで彩色。

振袖の梅はお二人のお名前の間に。

和風リングピロー「花嫁の貝合わせ」は、思い出のお着物を描くことも出来ます。

花嫁衣装だけでなく、子供のころのお着物や成人式の振袖を描くことも出来ます。

ご両親もお喜びになられるのではないでしょうか。

花嫁様からのご意見が多いですが、新郎様の七五三の時の着物文様を忍ばせたりも出来ます。

和柄は色んな文様を詰め込んでもしっくりと馴染んでくれますので、お着物が複数ある場合でもご相談下さいませ。

関連記事

PAGE TOP